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国産オンデバイスAI半導体、商用化の壁 SDK・コンパイラ整備に遅れ
国産オンデバイスAI半導体は、ハードウェア性能で世界水準に近づいているものの、SDKやコンパイラといった開発環境の未整備が商用化の大きな障壁となっている。多くの国内企業が開発したNPUは演算性能や電力効率で優位性を示すが、ソフトウェア開発環境の遅れからPoC(概念実証)段階での採用に至らないケースが多発している。セットメーカーは、開発コストの観点からNVIDIAのCUDAを基盤とする海外製チップを選択する傾向にあり、国産チップは候補から外れがちだ。この問題は、限られた予算と人員がチップ設計に集中し、ソフトウェア開発が後回しにされた結果である。特に、AIモデルをNPU向けの機械語に変換するコンパイル工程や、精度低下が問題となる量子化、デバッグツールの不足が採用を妨げている。