その他初出 8/3 07:00
WAFを89%すり抜ける事例も──AIが休みなく仕掛けるWeb攻撃、予防策はあるか
https://rss.itmedia.co.jp/rss/2.0/topstory.xml2026/8/3
AI要約
AIの進化により巧妙化するWeb攻撃について、WAFを89%すり抜ける事例を挙げながら解説しています。Akamai Technologiesの中西一博氏が、攻撃の傾向、対策、そしてその落とし穴について説明しています。
AI要点
- AnthropicやOpenAIなどが開発するフロンティアAIの登場により、サイバー攻撃の脆弱性探索能力が飛躍的に向上している。
- AIは未知の脆弱性を大量に発見し、エクスプロイトコードを瞬時に生成する能力を持ち、人力では数週間かかる作業を数分に短縮可能である。
- AIは単体では深刻でない脆弱性を組み合わせ、実システムへの攻撃を試行することで、WAF (Web Application Firewall) の検知ルールをすり抜けるパターンを大量生成・試行する。
- 研究によると、AIが生成したSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングの派生パターン攻撃は、ModSecurityで89%、AWS WAFで41%が検知を回避される事例が報告されている。
- AIによるWeb攻撃の脅威に対抗するため、検知ルールを回避する難読化された攻撃パターンへの対策強化や、APIセキュリティの向上、ゼロデイ攻撃への予防的対策が求められている。
なぜ重要か
生成AIの進化により、サイバー攻撃の自動化・高度化が進み、従来のWAFなどの防御策が容易にすり抜けられるリスクが高まっているため、AI時代に適した新たなセキュリティ対策の構築が喫緊の課題となっている。