エージェント初出 8/2 19:11
なぜMCPは「セッション」を捨てたのか ─ 2026-07-28 改訂とステートレスコアの設計思想
https://zenn.dev/topics/ai/feed2026/8/2
AI要約
MCPサーバーがAIエージェントにツールを使いこなさせるための設計指針を解説。曖昧な説明文やJSON形式のレスポンスによるAIの迷いを減らし、ステートレスコア設計思想に基づいたツール連携のあり方を論じる。
AI要点
- 2026年7月28日のMCP仕様改訂により、MCPサーバーは「ステートレスコア」へと移行し、initializeハンドシェイクとMcp-Session-Idが削除された。
- 状態を跨いだ処理が必要な場合は、セッションIDではなく、クライアントが管理する「永続ハンドル」をツール引数として渡す設計に変更された。
- 長時間処理の正規ルートは公式拡張Tasksだが、フォールバックとしてクライアント側でタイムアウト処理を実装する必要がある。
- サーバーからクライアントへのJSON-RPCリクエストは廃止され、MRTR(resultType: "input_required")によるクライアントからの再投函に置き換わった。
- 新拡張MCP Appsでは、UIリソースの宣言とサンドボックスiframe内での描画が可能になったが、UI非対応ホストのために従来のレスポンス形式も維持される。
なぜ重要か
MCPのステートレスコアへの移行と永続ハンドルの採用は、AIエージェントがツールをより迷わず、かつ安全に使いこなすための基盤を強化し、サーバーとクライアント間の通信を効率化・標準化することで、AIアプリケーション開発の安定性と拡張性を向上させる。